局所熱刺激-精密計測 技術概要

光熱変換色素に光を照射することにより、局所的に熱刺激を与えます。熱刺激を受けて細胞状態が変化し、蛍光プローブの蛍光特性に反映することで、状態モニタリングが可能になります
  • 温和:極めて微小かつ可逆的な熱的変化を与えることができる
  • 高精度:ナノ・マイクロ領域で熱量、モニタリング部位を制御できる
  • カスタマイズ:刺激部位、モニタリング部位・指標をカスタマイズ可能
  • リアルタイム:刺激を与えながら応答をモニタリング可能

局所熱刺激-精密計測 実施形態例

レーザー顕微鏡システム:細胞を染色し、顕微鏡下で刺激、モニタリングを同時に実施
バルク刺激システム:対象部位に色素を集積し、光を照射して刺激

アプリケーション事例

ミトコンドリア活性化
FLIM型温度測定
光熱応答型DDS

検討中

・光熱変換色素:光を照射すると光エネルギーが熱に変換され、周囲に熱的刺激を与えることができる
・蛍光プローブ:周囲の状態変化によって蛍光特性が変化するため、状態モニタリングが可能になる